ほとんどのゲームが手を用いた操作を必要とするため、手が不自由な人がゲームを楽しめないという問題がありました。そのため近年では、身体の一部に障害を抱える方々も遊べるゲームデザイン"アクセシブルゲーミング"が注目されるようになってきています。この"アクセシブルゲーミング"を実現するために、私たちは動きの自由度が高い部位である両肩に注目し、本作品を制作しました。
本作品はなるべく多くの方に楽しんでもらうために、肩の動きの認識には普及率の高い"Joy-Con"を利用しました。PCとJoy-Conがあればだれでもプレイすることができます!
肩の動きには体格や可動域によって個人差があります。キャリブレーション(肩の動きの計測)を行うことで、個人差に関係なく、幼稚園児から成人男性まで快適なプレイが可能になっています。
肩の動きとゲーム内のアクションをリンクさせることにより、直感的な操作感を実現しました。これにより、没入感の高いゲーム体験をすることができます。