メンバー
教材自作部
@kyouzai
作品ページ
causal SWの調理例として、次を意識して作りました
- 特別な材料や道具を使わないで調理しても、電子工作応用教具に仕上げられることを示す作例になること。
- 作例として、カチッと仕上げることより、どの様な作りになっているのかが分かりやすいことを優先。
実際に教具とする時は、causal SWとつなぐ8本の配線を覆うなどして、児童が気にならないよう配慮したい。
- なお、本作では、昨年現役を引退させたMac Book Pro 2016の立派すぎる梱包箱を、くり抜いて枠として使用しました。ようやく有効活用できました。
作ってみてわかったこと
一本の指先でサラサラッと触れる程度で演奏できることを狙いましたが、指を揃えて複数の指で触る、クリップを押したり摘む、両手で両側から触る、という程度の接触が、クリップで構成するには必要なことがわかりました。
それでも、クリップを触ると音が鳴るという意外性、触ったことのないであろうハープを想像させる操作など、児童が楽しみながら手を動かしてくれそうな教具にできました。
作成途中では、反応の改善のため次の改良をしました。
- クリップは、小型より大型の方が多少反応が良い(ルーズな点接触は少ない方が良い、と理解)
- クリップ数4つと2つでは、4つの方が反応が良い(4つの方が重いのでルーズ接触点の接触圧が増、と理解)
- 本物のハープの見た目を意識し、高音側はクリップ数を減らして短くしてみましたが、反応がやや劣化したので、全て同じ長さとしました。
- クリップの一番下に、輪ゴムを追加して枠にリンクさせることで、タッチ検知が改善し、横のクリップ列と接触せず演奏もしやすくなりました(上記最初の3つの改良点は、輪ゴム追加前に確認した内容)。
情報共有・蓄積にご協力願います
- 本作例に限らず、causal SWを調理されたら、そのレシピをここに投稿していただければ嬉しく思います。
- あるいは「教材自作部」ホームページの連絡欄に情報提供をいただければ、投稿可能内容を伺ってから代行投稿します。
- 是非、情報共有・蓄積にご協力をお願いします。
causal SWの調理内容
タッチセンサー:
タッチセンサー入力の1番から8番と、8本のクリップ列とを、ワニ口クリップとジャンパー線で配線
音源ファイル:
音階音: PCソフト「Logic pro」にて作成
ナレーション: 「音読さん」(違和感ほぼなしの自由度高いナレーション、制限あるも無償に感謝)
causal SW本体:
本作例に使用した本体は、MP3player moduleを3台搭載した(暫定)拡張版。それにより3和音を再生可能
外部アクティブスピーカー:
本体のaudio outに、3.5mmミニジャックで小型のアクティブスピーカーを繋いでデモ動画を撮影