地震が発生すると、津波の被害が予想される地域に住んでいます。
そのため地震が起こった場合は、すぐに指定の避難場所に逃げることを家族のルールとしています。
子供も大きくなり、行動範囲も広くなったため、親の目が届かないことも多くなりました。
有事の際、子供達の安否確認に時間がかかり、自分たちにが逃げ遅れたら意味がありません。
家族全員にしっかり避難先の情報を伝えつつ、自動で安否を確認することで、家族も自分も守るシステムを考えました。
地震情報を検知したら、処理を行います。
SMSとLINE(設定されている場合)に、避難指示の通知を送りいます。
本文には、避難先と、避難先までの経路情報(Google Map)を公共交通機関利用時と徒歩利用時のURLを添付しています。 また、避難先に到着するまで定期的に安否確認の電話を行う説明も入れています。
状況を確認するための、以下の処理を行います。
上記内容や移動経路は、kintone上の地図にて確認可能です。
メールの既読や、LINEの既読の場合、対象の行動が必要となるが、 電話の場合、下記の4つのパターンからも、行動の推測ができると考えたため
デモ | 説明 |
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安否確認の着信デモ。指定時間毎に電話をかけ状況を確認する | |
安否確認の応答デモ。避難場所の連絡や、家族の避難状況を連絡する |
着信を受けるタイミングで、その時点のGPS情報をkitoneにアップしています。 また、GPS情報を「Yahoo!リバースジオコーダAPI」により住所に変更し、人がわかりやすい形式にしています。
画面 | 説明 |
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グループ情報 ![]() |
グループ情報では、避難状況及び避難場所の確認ができます。 |
ユーザー情報 ![]() |
各グループごとに登録されている家族の現在位置や、状況を確認することができます。移動情報や、着信状態の履歴を元にChatGPTで、現在の状況を推測します。 実際の推測結果) 「 対象者は避難場所までの距離があるため、徒歩や公共交通を利用して移動中の可能性があります。電話には応答できず、状況が不安定なため、注意が必要です。」 |
行動履歴 ![]() |
着信状況の一覧や、行動履歴を地図上に線で繋いで表示します。 |
避難指示が出ている状態の帰宅で、BOCCOによる避難先指示を行うデモ