息子が居合斬りしたいと言うので、道場に通うという選択肢は取らずに、一緒に居合斬りマシンの機構を考え作りました。
「刀を振ると何かが起きる」は他の自作品でもやっているので、同一シリーズ種です。
では竹がスパッと斬れ落ちる感じを出すためにはどうするか・・・、息子と一緒に悩みましたが、ちょうど息子が通っている発明教室で回転運動を上下運動に変えるカム機構のおもちゃを作ってきて、この機構使えるんじゃないかとふたりで喜んだわけです。
まずは試しに3つの竹ユニット作って、下の子供らにも好評だったので、これは面白いかもといつものように7月の地元のお祭に出展、というか出店。
1回50円で竹が斬れた数だけお菓子をもらえるという内容(このときは竹が全部切れるわけでなく、ランダムで斬れる竹数を制御)で、160人で8000円ほど売り上げ、気を良くする。
「楽しいmicrobitコンテスト」があるのは製作構想時から知っていたが、お祭りで気を良くしたことから、何か賞もらえないかなと考え、息子と一緒にKids&Family部門でエントリー。
https://x.com/kiryunomtber/status/1822444210794156506
そしたら予選突破し決勝進出!
決勝戦のために竹が斬れる迫力をもっと出そうぜ!ということで、竹ユニット数を100本にしたい・・・と思ったが、microbitから取り出せるI/O端子数の都合から計5本に。 それでも爽快感は激UPしたので、これが100本だったらきっとヤバい。これはいつかやってみたい。
決勝動画も改めて作成(https://www.youtube.com/live/Ed9eXjJV_ek?si=M08AIPCLCdRPjsiX&t=853 )&オンライン決勝プレゼンし、MakerFaireTokyoにも出れることになり、当日も2日間出展し主に小学生以下男子からの絶大なる支持を頂く。
そして、MFT内でコンテンスト決勝の結果発表があり、グランプリGET!
というシンデレラストーリー。
グランプリGETももちろん嬉しいけど、やはり一番嬉しいのは竹を斬ってくれた後に老若男女問わず皆笑顔になってくれること。
世界を少しだけ平和にできた。
1.刀にmicrobit(刀側)を取り付ける
2.刀で居合斬り! microbit(刀側)の動く向きから居合斬りした方向が分かるので、その方向ごとにトリガ信号値を分け、無線で発信
3.竹ユニット側のmicrobit(竹側)でトリガ信号値を受信
4.信号値によってあらかじめ決められた方向(居合斬りした方向)から竹ユニット内のサーボモータが順番に動作開始
5.サーボモータが竹ユニット内のカムを回転させ、カムに乗っている竹引っ掛け機構を下に動かす
6.引っ掛けが外れて、竹が落ちる。 これにより、 竹が斬れている様子を作った
おまけ.竹が斬れた時にパトライトでお祝い&刀にまつわるいろいろな有名なセリフを再生