開発中

21世紀は「水」の世紀である。地球の気温は2100年までに3.2℃ほど上昇すると予測されている。その結果生じる海面の上昇により、沿岸地域に位置する数々の大都市が水没する可能性が現実的なリスクとなっている。それは未来の人口の分布によっては、5億から30億人が水没した地域にて生活することを意味する。未来の人類は、この水没した世界にどのように適用していくのであろうか?

AMPHIBIOは水中での呼吸を可能とするエラとして機能する服である。3Dプリント技術を用いることによって作られ、水没した都市の水上および水中で生活する未来の人間のためにデザインされている。

AMPHIBIOは多孔質かつ撥水性の新規材料でできており、水中の酸素を取り込み、蓄積した二酸化炭素を水中に逃がす。このエラは水に棲息する水中昆虫の呼吸メカニズムからヒントを得て作られた。この水中昆虫は撥水性の毛で覆われているため、水中でも薄い気泡をその表面に保つことができる。さらにこの薄い気泡は、水中から酸素を取り出すエラのような機能を果たしている。昆虫が呼吸をすると、気泡の中の酸素の分圧が水中の酸素の分圧よりも低くなるため、水中から酸素が気泡に移動していく。水中の酸素を効率的に取り込むためには広大な表面積が必要となるため、表面積を最大化できる形状をコンピュターで算出し、新しく開発した材料を3Dプリントすることでエラを作製した。

チーム名
AMPHIBIO
チーム
プロトタイパー