五感 de Live(味覚・臭覚編)

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 生きものは, 感覚を頼りに生きていますが, 今回は五感のうち( 臭覚, 味覚)を使って, アリ一匹の行動についてシミュレートしてみました。

link https://note.com/akitam_note/n/n10441aa398bd
動画
開発素材

ツール

システム構成

一個のtoioを一匹のアリとして表現しました。

[プログラムについて]

  1. 巣穴でエネルギーを補給する。
  2. 巣穴の周りからランダムに移動する。
  3. 舐めてみて, 砂糖があったら, 巣穴に持って帰る。
  4. 持って帰る道に匂いをつけていく。
  5. 帰ったら巣穴に食べ物を置く。
  6. しばらくエネルギーを補給して, また食べ物を探しに行く。
  7. 舐めてみて砂糖がなければ, 周囲の匂いを嗅ぐ。
  8. 甘い匂いがすれば, そちらの方に進む
  9. 食べ物は持って帰ると減る。
  10. 匂いは時間が経つと消えていく。
  11. 食べ物がなくなってしまうと, そこからランダムに探し歩く。

[ゲームとして]

  1. 巣穴への持ち帰りが一定以上になれば, 勝ち。
  2. 途中で体力がなくなれば, 負け。

[制約条件] 今回の条件として toio 一個, フィールドは5×7のマス目を使う。 今後 toioDo でtoio を複数(リストで)扱うようになれば, この一個分のプログラムをそのまま コピーして実行することで, アリの群のシミュレーションができると考えています。

[その他] 最初は群で飛ぶ鳥を視覚・聴覚で表現しようと考えていましたが, 数少ないと面白くないので, 今後(あるいはtoioDo以外で作成)別作品として作ってみたいと考えています。

ストーリー

[思い]

スクラッチ系のビジュアルプログラミングはほとんど初めてなので, コンセプトやイディオムの使い方が非効率かもしれません。

toioDoでは現在最大2個のtoioしか制御できないので, 最初計画していた鳥・魚の群れの表現(少なくとも3羽/3匹)ではなく, アリの食料収集の方法の簡易版のサンプルを作ってみました。

試行錯誤で作成したので, かなり冗長になっていると思います。今後, さらに簡単化できれば, また, 公開したいと思います。

群コンピューティングやスォームコンピューテングの面白さは, 複雑なAIなどを用いることなく, 非常に簡単な生物的アルゴリズムで全体が機能することにあります。

toioは今後そのような動きを表現するロボットとして画期的だと考えています。 toioを使ってこの面白さを子供達に伝えられればと思います。

メンバー

akitam

  • user
    akitam @egg_akitam
    • 企画
    • 設計
    • 試作

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