Raspberry Piを使って、ネット経由でPCの電源をON/OFFします。
GPIOをWebioPiを使ってスマホから遠隔操作して予約録画のための立ち上げとかをしています。
写真の左側、緑のケーブルの方はGPIOを出力設定にしてトランジスタ経由でPCケースのスイッチに接続、スイッチピンをGNDに落とすことでPCケースの電源スイッチを押した状態と同じになります。
WOLではなく、PCのマザーボード上の電源スイッチピンを直接制御するのでバッファロー等のブロードキャストができないルータでも使えます。
写真の右側、赤のケーブルの方はPCのUSBポートのVBUSとGNDに接続するためにUSBケーブルを加工しました。
こちらはPCの電源が入っているかを確認するために、トランジスタ経由でGPIOの入力に接続します。
最近のPCはオンボードのUSBコネクタは電源を切ってもVBUSが出っ放しの物が多いので、格安のUSB拡張カードを使用。
WebioPiでPCスイッチの操作をするためにCGIで一定時間(0.5秒)だけスイッチを押す様にしています。
また、外部アクセス用にFreeDNSに登録しているのですが、それの更新もRaspberry Piで同時に行っています。
<2015/04/12>
いつの間にか回路図が消えていたので再度アップしました。
<2015/05/16>
写真を差し替えました。
ELECROWでプリント基板を起こしました.
Pythonで作成したPC電源制御用のWebページの写真を追加しました。
<2015/03/31>
WebioPi用のサンプルスクリプトを追加しました。(webiopi_test.zip)
制作のきっかけ、理由
PC内蔵のテレビチューナーの電源制御がうまくいかず、長期外出中の録画予約失敗が続いたので、それならいっその事PCケースの電源スイッチをネット経由で制御しようと思った事。
WOLも考えたのですが、使っているバッファローのルータが対応できないのでこの様な方法になりました。
リモートデスクトップのアプリと組み合わせて、好きな時に自宅PCの電源制御ができるので、愛用しています。
こだわった点、苦労した点
最初に作ったのがリード線の接続が多く見栄えが悪かったので反省して新たに作り直しました。
Raspberry PiのGPIOコネクタに直接挿せる様に、基板をシュリンクし、外形を勘合しないように切り欠いています。
このページを見てくれた人へのメッセージ
回路としてはシンプル、トランジスタをオープンコレクタで使い、PCとRaspberry PiのGPIOのレベル合わせをしています。
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材料・道具など
##材料 / 基板
###基板
Raspberry Pi
設計図など
https://ma10.s3.amazonaws.com/uploads/works/51051/blueprint1.pdf
https://ma10.s3.amazonaws.com/uploads/works/51051/blueprint2.pdf
https://ma10.s3.amazonaws.com/uploads/works/51051/blueprint3.zip
参考URL: