フォトリフレクタで距離を検出する回路(マイコン無し)

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非接触空間センサーのコア技術、スイッチングフォトリフレクタのマイコンなしバージョンです。簡易距離センサーで手を検出すると距離に応じてLEDを光らせています。

link https://interactive-hand-sensor.com/root/
動画
システム構成
system image

赤外線LEDドライブ回路

  • 発振回路をトリガーに10uSのパルスを発生させ赤外線LEDをオーバードライブして強い赤外線を放射します。
  • この時間が一瞬でも長くなると赤外線LEDが壊れるので絶対壊れないようにハードウェアで時間管理しています。
  • 遅延なくスイッチする高性能Pチャネル-MOSFETや100uFのセラコンなど最新の部品で可能になりました。

フォトトランジスタ出力電圧

  • フォトトランジスタは光の強さを電流に変換します。この電流を抵抗で電圧に変換しています。
  • 動画、波形B(水色)の出力電圧ピークが距離に相当する光の強さです。
  • このように不安定なので正確な距離は測れません。
  • ここではピークホールドし、増幅して緑のLEDを光らせています。
  • 高インピーダンスなので製品の波形と全く同じではありませんがこんな感じです。

ストーリー

これは魔法やSFをヒントに開発したSFプロトタイピングです。ほとんどの試作品や製品開発のようにAIカメラなどの現代のデバイスを使うと簡単にできます。しかし、これは魔法を具体化する妄想ドリブンで発明しました。現在の技術とかコストとかを考えずに「物理的に可能か?」から始めて「絶対無理の壁」を幾つか突破して実現しています。マイコン付きの製品では「紙飛行機コントロール」や「忍びの地図」など文字通り「魔法」のような使い方が簡単にできます。このように妄想ドリブンの製品は世界でも珍しく、個人の発明でも普及すればイノベーションを起こす可能性があると思います。 コモディティ化が進み、電機産業の衰退が止められない現在、妄想ドリブンで想像力を使って創造するみたいな発明なしではこの先挽回できないように思います。アニメの世界ではユニークな作品が多いので開発でも妄想ドリブンが可能だと思います。開発のために勉強するのではなく、妄想してみるもアリかもしれません。

メンバー
  • user
    前田高広 @3duilab

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