24U220032OPLOGY

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教師が家庭訪問の日程などをアプリに入力し、クラスを識別する番号とGoogleFormsのURLを保護者に伝えるだけで、家庭訪問の訪問順のスケジューリングやルートの作成を自動で行えるアプリ。

link https://ns1j-gitea.nem.one/Ns1-j/oplogy
動画
開発素材
システム構成

1.クラスを識別する一意なクラスIDを生成する。 2.家庭訪問の日程や一家庭あたりの訪問時間、クラスの人数などを入力する。 3.アプリからコピーできるGoogleFormsのURLと2で入力した家庭訪問の日程、クラスIDなどをプリントの配布やメールにて保護者に連絡する。 4.GoogleFormsのアンケート結果をGoogleスプレッドシートに集計し、Firebase Cloud Firestoreにデータを集める。 6.アプリの提出状況から出席番号何番の生徒の保護者がGoogleFormsに入力状況を確認できる。 7.希望時間から訪問順をスケジューリングし、GoogleMap API のGeocoding APIとDirections APIでスケジュールに合わせてルートの作成・表示をする。

ストーリー

このアプリには大きく分けて三つのアピールポイントがあります。

第一に家庭訪問の事前準備にかかる時間を7~15時間から10分まで約95%削減することに成功しました。これは独自のアルゴリズムを用いて訪問順のスケジューリングの自動化を実現したことと、コロナ禍以降、学校現場でのGoogleFormsの利用が一般的になったことから、保護者へのアンケートを紙で行い、先生が手打ちでExcelなどに入力する作業をなくし、アンケートまでをアプリの機能として落とし込むことができたことで、希望の集計に関しても必要な作業を最小限にすることができました。

第二に学校現場の労働環境を改善するために学校行事を縮小するのではなく、学校行事はそのままにその準備の負担を削減するという方向での改善を提案できたことです。昨今は学校現場でも働き方改革が進められていますが、それは学校行事を縮小することにもつながっています。例えば部活を学校ではなくクラブチームに移行することなどです。これはたしかに教師の負担軽減につながりますが、児童の経験を希薄化し、成長の機会を損なうことになると考えました。この問題への問題提起としてオンライン家庭訪問などの推進ではなく現行の家庭訪問の効率化という方向でアプリを作成しました。

第三にリアルな教育現場の声を取り入れたことです。私たちはこのアプリを作成するにあたり、学校現場における家庭訪問の実情について現役の小学校教員、校長に取材を行いました。そこでリアルな家庭訪問の問題点を知り、アプリの機能に取り入れました。例えば、提出状況の確認機能や、住所のマップへの表示などはこの取材により追加した機能です。また完成後に使用感のヒアリングも行い、保護者へのメール送信や家庭ごとの駐車場の有無の表示などを今後の改善案として考えております。

メンバー

OPLOGY

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    小林聖弥 @utahshi

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