Raspberry Pi Picoでしゃべる温湿度計を作成しました

© CC BY 4+ visibility449
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タッチセンサーが反応したときにOLEDディスプレイに顔が表示され温度と湿度をしゃべり、通常時にはOLEDディスプレイに温度と湿度を表示します。

link https://maresaku.wixsite.com/raspberry/post/raspberry-pi-pico-dfplayer-dht20-%E6%B8%A9%E6%B9%BF%E5%BA%A6%E8%A8%88-oled%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%81%97%
動画
開発素材
システム構成

DFPlayerの音声とOLEDディスプレイの表示を並列処理しています。


タッチセンサーが反応していないときは、OLEDディスプレイに温度と湿度を表示します。
タッチセンサーが反応したときは、OLEDディスプレイに顔が表示され、音声で温度と湿度を知らせます。


音声は温度は -100から100℃、湿度は0から100%の値を発言するようにしており、下記のように分割して流しています。


・温度
 ①「温度は」
 ②0以下の場合の時は「マイナス」
 ③0のときは「ゼロ」
 ④100のときは「ヒャク」
 ⑤100以外の時は10桁目の「〇ジュウ」※※10の位が0の時は発言なし
 ⑥100以外の時は1桁目の「〇」※1の位が0の時は発言なし
 ⑦「です」

・湿度
 ①「湿度は」
 ②0のときは「ゼロ」
 ③100のときは「ヒャク」
 ④100以外の時は10の位の「〇ジュウ」※10の位が0の時は発言なし
 ⑤100以外の時は1の位の「〇」※1の位が0の時は発言なし
 ⑥「です」

音声ファイルは下記の写真の通りにmicroSD Cardに保存しています。
DFPlayerで再生されるファイルの番号はファイルが保存された順番になるので注意が必要です。


声はVOICEVOX 四国めたんを使用しています。

部品リスト

・Raspberry Pi Pico W (Raspberry Pi Picoでも可)
 SWITCH SCIENCE 商品コード: RPI-SC0918
 ※秋月電子、KSY、マルツオンライン等でも購入できます。
 
・DFPlayer mini
 SWITCH SCIENCE 商品コード: DFROBOT-DFR0299
 秋月電子通商 販売コード 112544
※Amazon等でも購入できます。
 
・DHT20
 秋月電子通商 販売コード 116732
 
・OLEDディスプレイ
 秋月電子通商 販売コード:112031
 
・タッチセンサー
 Amazon、楽天市場等
 
・薄型スピーカー
 SWITCH SCIENCE 商品コード: SFE-COM-15350
 
・ブレッドボード 小
 Amazon、楽天市場等
 
・ブレッドボード 中
 Amazon、楽天市場等
 
・ジャンパワイヤ
 Amazon、楽天市場等
 
・ACアダプター 5V/2.4A
 100円ショップ
 
・充電・転送ケーブル Type A - micro B
  ダイソー
 
・MicroSDカード 32GB
  ダイソー等
 
・梱包用 A4 段ボール シート
  100円ショップ
 
・両面テープ
  ダイソー
 
・ヘアゴム(細いもの)
  100円ショップ
 

配線

Raspberry Pi Picoと各モジュールとの接続は下記の通りです。




・スピーカーとDFPlayer
 +側⇔SPK_1
 ー側⇔SPK_2

・Raspberry Pi PicoとDFPlayer
 GND⇔GND
 3V3⇔VCC
 GP0(UART 0 TX)⇔RX
 GP1(UART 0 RX)⇔TX

・Raspberry Pi PicoとDHT20(温湿度計)
 GND⇔GND
 3V3⇔VCC
 GP18(I2C 1 SDA)⇔SDA
 GP19(I2C 1 SCL)⇔SCL

・Raspberry Pi PicoとOLEDディスプレイ
 GND⇔GND
 3V3⇔VCC
 GP17⇔SCL
 GP16⇔SDA

・Raspberry Pi Picoとタッチセンサー
 GND⇔GND
 3V3⇔VCC
 GP2⇔I/O

筐体の展開図

筐体は段ボールで作成しています。


プログラム

作品のURLをご確認ください。

ストーリー

インターネットに接続せずにロボット風に動くほっこりするような作品を作ってみたいと思い、今回チャレンジしてみました。
イベントだとインターネット環境が気になるところですが、オフラインでしゃべることができれば気にせずに済みます。
これからはAIやIoTが主流になってくると思いますが、必要に応じてオンラインとオフラインを使いわけていけたらと思っています。

なお、顔の動きとしゃべるのを同時に動かすことができたのが、今回のがんばったポイントです。

今後は、作品のさらなるバージョンアップや日付や時間をしゃべるバージョンなどにもチャレンジしていきたいです。

メンバー
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    マレサク @maresaku

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  • event テレポーテーションシステム?その1/Is this a Teleportation System?

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