プログラムの概要 心拍動値の演算方法 1. 加速度センサでX,Y,Zを200Hzサンプリングで取得する 2. 各X,Y,Z値は10000倍(10倍のG)に倍率を掛けておく 3. 各X,Y,Zの基線変動をカットするために0.5Hzのローカットフィルタをそれぞれかける 4. X,Y,Zの合成値Aを求める A=sqrt(X^2+Y^2+Z^2) 5. 合成値に0.2Hzのローカットフィルタと5Hzのハイカットフィルタをかける このような簡単な処理を1秒間に200サンプル実行して、LCD画面に描画させている。
内蔵加速度センサで心拍動を計測
M5StickC-PlusやATOMS3には加速度センサが内蔵されているので、単体で心臓の鼓動(心拍動)を計測するプログラムを作成しました。処理はデジタルフィルタで簡単に処理させているだけです。
- 動画
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- 開発素材
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デバイス
ツール
- システム構成
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- ストーリー
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M5StickCやATOMS3には加速度センサが内蔵されています。加速度で心拍動を計測できるハズなので、デバイス単体で心拍動を計測できることを証明しようと作ってみました。
M5StickC-PlusとATOMS3の2デバイスでプログラム作成し、計測できることがわかりました。
心拍動は、胸の心臓の上にデバイスを軽く押し付けるとよく計測できるが、胸の肉の厚い人や女性の場合には胸の中央で計測できるが少し振幅は小さくなる。この心拍動はよく出る人と出ない人の個人差が大きいようです。 心拍動ではなく脈拍動でも理論的には計測可能です。しかし手首の血管ではうまく計測できず、肘の内側の血管で小さく計測できました。他にも計測できる部位があるか試してみると面白いかもしれません。
さらに、BLE通信で外部デバイスにデータを送信して、複数のデバイスでの心拍動を同時表示させました。 計測デバイスはM5StickC-PlusとATOMS3で作成し、M5StackでBLE受信させて表示させています。
- メンバー
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- のる @norulab_001
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