システム構成
システムの入力には拡張モジュール(スイッチ群)、出力にはBluetoothスピーカーを使い、reTerminal上で動作するアプリケーションはScratch 3で作成しました。 モジュールにはタクトスイッチ8個とスライドスイッチ1個を搭載しており、reTerminalの40ピン拡張コネクタに差し込むことができます。回路は両面スルーホールのユニバーサル基板、外装用のカバーは3Dプリンタで作成しました。ページ先頭の画像4枚目に3Dモデル、5枚目に基板の回路図を載せています。
プログラム作成例
プログラムはScratch 3で開発できます。今回のプログラムでは、以下の2つの拡張機能を使います。
・Raspberry Pi GPIO →reTerminalの40ピン拡張コネクタに接続したスイッチの状態を検知します
・音楽 →楽器やドラムの音を出します
このプログラムでは、拡張モジュールのどのスイッチが押されているかを検知し、その状態によってリズムマシンのように一定のテンポで音を出します。楽器の音はリコーダーにしたかったのですが、Scratch 3の拡張機能「音楽」にはリコーダーの音がなかったので、一番近そうな木管フルートの音を使っています。また、スライドスイッチで楽器とテンポを切り替えられるよう設定しています。プログラムの作り方によっては、音階のある楽器だけでなく打楽器などの音を使ってみると面白いかもしれません。
YouTubeで紹介させていただきました!
https://youtu.be/kptd3-dszyw