〜ストレスを擬似的に触覚化、視覚化するふぐ型膨張デバイス〜めんふぐ

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心拍の揺らぎからストレス兆候を推定し、膨張により可視化・気づきを促す触覚インタフェースをフグ型で実装しました!!

link https://github.com/furukawa1020/-team_-.git
動画
開発素材
システム構成
system image

ストふぐ:システム構成

1. センサ入力部(心拍取得)

  • Fitbit(ウェアラブル端末)
    • ユーザーが装着し、心拍データを継続的に取得
    • 心拍の揺らぎ(HRV)をもとにストレス指標を推定

2. データ処理・ストレス推定(スマホアプリ側)

  • Fitbit SDK / API
    • 心拍データを取得し、短時間HRV(例:RMSSD)を計算
    • ストレス兆候の有無を判定(感情ではなくストレスに特化)

3. 通信部(BLE連携)

  • Bluetooth Low Energy(BLE)
    • 推定結果をESP32に送信し、デバイス側の動作を制御

4. 出力・フィードバック部(触覚インタフェース)

  • ESP32 DevKitC
    • BLEでストレス有無を受信し、膨張制御を実行
  • MOSFETスイッチ + ソレノイドバルブ
    • 空気流路を制御し、風船内部の圧力を変化
  • ボール+ぬいぐるみの膨張機構
    • フグのように膨らむ動きで触覚的にストレスを“見える化”

5. 電源部

  • Lifeバッテリー(5V)
    • ESP32とソレノイドの駆動を賄う
ストーリー

ストーリー

「ストレスは、気づきにくい。」 私自身、受験期にストレスに気づけず、うつ病と診断されました。
限界を超えてからでは遅い。その実感が、「ストふぐ」開発の原点です。 このデバイスは、Fitbitで取得した心拍の揺らぎ(HRV)をもとに、
ストレスの“兆候”をあくまで擬似的に推定し、フグのようにふくらむ動きでそっと伝えるものです。
科学的に厳密なストレス診断を行うものではありません。
しかし、日々の小さな“ゆらぎ”に意識を向けるきっかけにはなり得ると信じています。 特徴的なのは、通知やアラートではなく、“ふくらむ”という身体的で愛着の持てるフィードバック。
ストレスの数値化ではなく、“気づくこと”“自分にやさしくなること”を目的としています。 仕組みは、スマホでHRVを解析し、BLE通信でESP32へ送信。
ソレノイドバルブで風船に空気を送り、ぬいぐるみの中でふくらみます。
見た目や動きの“やわらかさ”にもこだわり、「生きもののような存在感」を目指しました。 認知科学やHCIに関心を持つ私は、心の動きと技術のあいだにある可能性を探求しています。
これは、ストレスを“計る”装置ではなく、“見つめ直すきっかけ”としてのインターフェースです。

Wow メッセージ

これは、うつを経験した僕が、過去の自分に届けたかった“ふくらむ兆し”。
精密じゃない。でも、そっと寄り添うには、それで十分かもしれない。

メンバー

チームメンフグ

  • user
    はたけ(furukawa) @hatake
    • ハードウェアまわりの実装
    • リーダー

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関連リンク
user
ばんの @tomoki_banno

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