使い方
- トリガー:押すことでアニメを動かします(ストロボ発光+モーター駆動)
- 7セグLED:設定モード(後述)やアニメに関するパラメータを表示
- 機能ボタン:押すと設定モードを変更
- 調節ノブ:回すことでパラメータを調節
また、トグルスイッチでモーター回転の有効/無効を切り替えられます(右に倒すと有効)。ファームウェアの書き換え中など、モーターを回したくない時は左に倒してください。
基本
- モーターにアニメ用の円板を付けます
- 本体後ろのDCジャックに、上記のACアダプタから電源を供給
- 銃口を壁に向けてトリガーを引くと、アニメーションが流れます
- 調節ノブを回すと、アニメーションの速さを変えられます
詳細
パラメータ設定
機能ボタンと調節ノブを使って、アニメーションに関する4種類のパラメータを調整できます。選択したパラメータと数値は7セグLEDで確認できます。
設定モード
パラメータの種類は以下の通り。
- sp(回転速度):モーターの回転数(rpm)。数値は8~60
- dg(角度調節):円板の角度調節。ずれの相殺に使います
- br(明るさ):LEDの明るさ調整。0~25までの26段階
- fr(フレーム数):アニメのコマ数
設定方法
起動時は、sp(回転速度)がセットされています。 ボタンを押すと、sp->dg->bf->fr の順に切り替わります。ボタンを押して0.5秒程度、選んだパラメータ名が7セグLEDに表示されます。 表示が数値に切り替わったら、調節ノブでパラメータを調節できます。
ファームウェア書き換え
本体のファームウェア(Arduinoスケッチ)を書き換えたい場合は、背面のUSBコネクタでArduino IDEの入ったPCなどと接続します。ケーブルはUSB(ABタイプ)を使用します。
本体
- Arduino UNO R3
- LED
- 単色を想定(主に白色)
- パワーLED(5V, 1W or 3W)にも対応
- 専用シールド
- 回路およびプリント基板(Eagle用)
- 回路の詳細については、回路についてのドキュメントを参照
- 筐体
- アクリル板(厚さ3mm)をレーザーカッターで切断して、各パーツを積み重ねて制作
- 筐体用のフレームはFrameフォルダを参照
- 詳細は、筐体についてのドキュメントを参照
- 試作段階のため、回路が筐体に収まらないなどの問題が生じる可能性があります
- ACアダプタ(出力:DC12V, 1A以上)
免責事項
- 使うときは人に向けないでください。特にパワーLEDを搭載する場合、失明の恐れがあります
- 本体を振り回さないでください。ケガや破損の恐れがあります。
- モーターの回転中は、円板に触れないよう注意してください。思わぬケガの元となります。
- ファームウェア書き換え時は、書き込み用の機器と接続する前に、本体の電源を外してください。また、接続中はトリガーを押さないでください。
- 円板を付け替える際も、電源を外してから作業してください。
- 15V以上の電圧を絶対にかけないでください。
- 出力電源は、12V,1A出力のACアダプタ推奨。
- 上記の項目の他、組み立て時や使用中などにおける利用者のあらゆる事故・不具合に対して、開発者は責任を負いません。
HL2022野良ハック賞の候補作品に選ばせていただきました!
https://youtu.be/arVf89S9Zik
YouTubeで紹介させて頂きました!
https://youtu.be/MgqPA1rOzKM
おもちゃの銃風なフォルム、影絵、映写機、全ての要素に懐かしさを感じる作品。
おもちゃ風ながら、細かなパラメータ調整や、着脱式可能なアニメーションプレートなどに細かなこだわりを感じました。
「かなり昔に作った作品」というコメントがありますが、過去の創作物を今年のヒーローズリーグに送り出していただきありがとうございます!その点も、めちゃくちゃ嬉しいのです。