スマートグラスでドローンを簡単に操作しちゃおうプロジェクトの解説
Tello版(プログラミングで制御可能な小型ドローンのTelloを使った開発)
- Unityで開発したMagic Leapのアプリからユーザーが移動先として指定した座標をWebRTCで、一旦Macに送ります。
- Macでは、Magic Leapから受け取ったバーチャルな空間の座標をTelloを操作するアプリが利用しやすい形式に変換して送信します。
- Tello操作アプリでは、ウェブカメラを利用してTelloを撮影し、Telloの上部に乗っている緑の箱をマーカーとして、Telloが現実空間のどこにいるかを認識します。
- Magic Leapから送られた指定座標とTelloの現在位置の差分を計算して、Telloにその分移動するコマンドを送ることでTelloを誘導する仕組みになっています。
自作ドローン版(実用を想定した自作ドローンバージョンの開発)
- 座標指定の方法はTello版と同様にUnityで開発したMagic Leapのアプリから指定座標を行います。
- Magic LeapからWebRTCでMacに座標を送信し、GPS座標に変換します。
- 自作ドローンにはドローンの制御を担うRspberry Piが搭載されており、そこにPython/Flaskを使ったWebAPIが実装されています。WebAPIによって外部(今回はMac)から操作可能になっており、GPSを指定すると、その座標に移動するようになっています。
- Mac上でMagic Leapから受け取った座標(現実空間にマッピングされたバーチャルな空間の座標)をGPSに変換し、送信することで、ユーザが指定した場所にドローンを誘導しています。
Youtubeでご紹介させていただきました!
https://youtu.be/2_xAc1UhMoc